2022.08.27

普段のリペアとは違う手段です。

普段のリペアとは違う手段です。
こんにちは!リボーンスミス岡山です。
今回は革に付いた染みの修理ですが、補修ではなく、違う手段のご紹介です。まず、革に染みが出来た場合は基本的にクリーニングでは落ちません。見た目の美化はカラーリングをする必要があります。これは補修で、部分的に研磨し、色を合わせてカラーリングして着色した部分をぼかして塗ったのを分かりにくくする作業です。ですが、今回のようなオーストリッチやヌメ革等の風合いのある革の場合は、その部分だけ着色しても全体で着色しても塗った感が出てしまいます。だったら…染みて黒くなってるし、黒に染めてまえば良いんじゃねっ…ていう考え方です。革用の染料で黒に染め、目止め、黒の水性塗料で補色してクリームで仕上げてます。風合いなど捨てて黒く染まれという闇落ちのような手段ですが…一度お試しあれ…です。では。
2022.06.08

いつもと違う塗料でのリペア作業です!

いつもと違う塗料でのリペア作業です!
こんにちは!リボーンスミス岡山です。
今回はちょっと特殊な塗料での作業です。ビジネスマン・ウーマンの方の靴は消耗が激しいと思います。何足かでローテーションしている方が多く、痛みが激しくなると新品という補強により戦力外通告を受けます。そんな靴の再度ローテーション入りを目指そうという補修になります。靴の場合、折れ目がついて、革も裂けてきます。通常は革用のパテ(充填剤)を埋めてアクリル樹脂の塗料でカラーリングします。ですが、痛みが激しいとパテを埋めても直ぐに割れてしまいます。そこでウレタン樹脂塗料を使用します。パテを入れると割れてしまいますので、研磨をして塗料で埋めるイメージになります。”割れるならやめてしまえよパテ充填”です。このウレタン塗料はアクリル塗料より厚みがあり、伸縮性が良いのである程度の亀裂はカバー出来ます。耐溶剤性もありますので、アルコールやシンナーで色が剥げたりしません。ただ、細かい調整が難しく、バッグ等の補修には向かないので靴のみ作業しています。思い出の靴を復活させてみませんか?多少イメージは変わりますが…では。
2022.03.09

スニーカーのクリーニング

スニーカーのクリーニング
こんにちは!リボーンスミス岡山です。
今回はスニーカーのクリーニングです。靴ぐらい自分で洗うぜって方もいらっしゃると思います。それは良い事ですが…気を付けなはれ~です。よくあるのが洗ったら黄ばみが出て真っ黄色…これは洗剤残りと水の過量により起こります。簡単に言うと、たっぷり洗剤付けて水でジャバジャバですかね。中には綺麗になるものもあるかと思いますが、慎重に、です。今回のスニーカーはメッシュ部分とデニム生地部分と革部分での構成です。気を付けるのは、やはりデニム生地部分。色落ちしないようにですね。メッシュ部分、デニム生地部分、革部分、ソール部分、中敷き、内側、ヒモ、と洗剤、専用クリーナーを変えて部分的に洗います。汚れがこれ以上は落ちないというまで繰り返し作業を行い、革部分に専用クリームを塗り込んで終了です。もちろん全部手作業です。ご要望であれば防水も行います。一度お試しあれです。では。

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